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遺言書が無効になる?正しく作成するための5つの注意点

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遺言書が無効になる?正しく作成するための5つの注意点

こんにちは、戸丸和夫事務所です。
「遺言書を書いておけば家族が困らない」と思っていませんか?
しかし、せっかく作成した遺言書が無効になることも意外に多く、その場合は残された家族が大変な思いをすることになります。

今回は、遺言書を正しく作成し、将来のトラブルを避けるために知っておきたい

✅5つの注意点を詳しく解説します。
読み終わったあとには、「今、何を準備するべきか」がきっと見えてきますよ。

✅なぜ遺言書が無効になるのか?

遺言書には法律で定められたルールがあります。
そのルールに沿っていなければ、どれだけしっかり内容を書いても無効になってしまいます。

✅例えばこんな例があります。
・自筆証書遺言に日付が抜けていた
・署名がフルネームでなく、家族が争う原因に
・パソコンで作った遺言を印刷して署名だけ書いた
・誰にも見つけてもらえず、存在しないものとして扱われた

遺言は亡くなった後に効力を発揮するもの。
そのときには作成者に確認が取れません。
だからこそ厳密なルールがあり、それを守れないと効力を失ってしまうのです。

✅正しく作成するための5つの注意点

ここからは、実際に遺言書を作成するときに

✅必ず気をつけたい5つのポイントを解説します。

📝1. 日付・署名・押印を必ず入れる

自筆証書遺言は「全文自筆」で書き、最後に日付・署名・押印を忘れずに入れる必要があります。
特に日付は「令和◯年◯月吉日」のような曖昧な書き方は無効となる場合がありますので、必ず具体的な日を記載しましょう。

📝2. 内容は具体的に書く

「長男に土地を相続させる」ではなく、
「群馬県沼田市〇〇町〇番地の土地を長男□□に相続させる」と物件や人物を特定できるように書くことが重要です。
これだけでも相続手続きがずっとスムーズになります。

📝3. 書いた後の保管場所に注意

作った遺言書を誰にも伝えずに金庫にしまったままでは、そもそも存在がわからず効力を発揮できません。
「遺言を書いたこと」だけは家族に知らせ、見つけやすい場所に保管しましょう。

📝4. 定期的に内容を見直す

状況は変わります。
孫が増えたり財産が変わったりしたら、その都度遺言も更新しましょう。
古い内容のまま残っていると、後から家族が困る原因になります。

📝5. 専門家に相談する

意外と多いのが「自分で調べて書いたけれど間違っていた」というケース。
司法書士は遺言書の法律的な内容をチェックし、公正証書遺言の手続きをお手伝いできます。
トラブル回避のために、ぜひ専門家に相談してください。

✅遺言書作成のプロが見るポイント

私たち司法書士は、遺言書をサポートする際、
✅家族構成や相続人の関係
✅財産の種類や所在地
✅将来的にトラブルになりやすいポイント
を細かく確認します。

例えば「二次相続(配偶者が亡くなった後の分け方)」や「家族信託との併用」など、一般の方では気づきにくい部分までしっかり対策を提案します。

これにより遺言書の効力が確実になり、家族がスムーズに相続手続きを進められるようになります。

✅遺言書で家族を守るなら戸丸和夫事務所へ

遺言書はあなたの想いを確実に家族に届けるための大切なツールです。
しかし少しの不備で無効になるなら、かえって大きな争いの火種となりかねません。

当事務所では、群馬県沼田市を中心に
✅遺言書作成のサポート
✅公正証書遺言の手続き
✅家族信託との併用相談
などを通じて、皆さまの大切な財産と想いをしっかり守るお手伝いをしています。

「うちの場合はどうしたらいいんだろう?」
そう思ったときが動き出すタイミングです。

まずはお気軽にご相談ください。初回相談は無料です。

司法書士戸丸和夫事務所 お問い合わせページ

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