司法書士戸丸和夫事務所

債権管理の基本とトラブル回避のコツ

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債権管理の基本とトラブル回避のコツ

こんにちは、司法書士の戸丸和夫事務所です。
取引先に商品を納めたのに入金がない、貸したお金が返ってこない——
そんな債権トラブルは、中小企業や個人事業主にとって深刻な問題になりかねません。

債権回収は後手に回るほど難易度が上がり、関係性にもヒビが入りやすくなります。
だからこそ、「日ごろの債権管理」がトラブル回避の第一歩です。

この記事では、債権管理の基本から、実務で役立つ具体的な対策までをわかりやすく解説します。
読み終わるころには、「今からでもできる債権トラブルの予防策」が見えてくるはずです!

✅そもそも「債権管理」とは?

債権とは「お金を支払ってもらう権利」のことです。
たとえば商品やサービスを提供した後、代金を請求する権利が債権にあたります。

債権管理とは、

✅ 期日通りに入金されているかを確認し
✅ 支払いが遅れた際には適切に対応し
✅ トラブルが起きる前に手を打つ
ことを指します。

「うちは取引先と信頼関係があるから大丈夫」と思っていても、

✅ 先方の経営悪化
✅ 担当者の交代
✅ 曖昧な契約内容
などが原因で、突然回収不能になるケースも少なくありません。

✅実務に役立つ債権管理の3つの基本

日々の業務で債権を守るには、いくつかの基本を押さえておく必要があります。

📝1. 書面での契約を徹底する

口頭契約はリスクが高く、後から「そんな約束はしていない」と主張されても証明が困難です。

✅ 納品日・支払日・遅延時の対応などを明記した契約書
✅ 発注書や請求書のやり取りの保存

が基本となります。

📝2. 支払い状況を定期的にチェックする

入金管理を「会計任せ」にしていませんか?
請求から入金までの流れを見える化し、毎月チェックする習慣をつけることで、

小さな遅延にもすぐに対応できます。

📝3. 期日を過ぎたら即アクション

「催促しづらいから、もう少し待とう…」は要注意。
初動が遅れるほど、相手に“支払わなくても大丈夫”と思われてしまいます。

✅ 丁寧な督促文書を送る
✅ 電話で確認する

といった早期対応がカギです。

✅債権トラブルを未然に防ぐ!意外と見落としがちなポイント

実は、債権トラブルの多くは事前に防げるケースが大半です。
ここでは、見逃しやすい注意点をいくつか紹介します。

✅「契約書はあるけど印鑑がない」

契約書に押印がなければ、正式な合意と認められないリスクがあります。
電子契約も含め、署名や押印の有無は要確認です。

✅「相手の会社情報が不明確」

法人名や所在地、代表者の名前が不明確なまま契約してしまうと、
いざというときに法的請求ができないケースがあります。
登記簿謄本などで事前に確認しておくことが大切です。

✅「内容証明郵便を活用しない」

督促が長引いた場合、内容証明郵便を送付することで

✅ 債権の存在を明確に示す
✅ 裁判になった際の証拠になる

などのメリットがあります。

✅債権の回収・管理でお困りなら、司法書士にご相談ください

債権管理や回収の問題は、感情的な対応や我流ではうまくいかないケースも多いです。
専門家に相談することで、法的な観点からリスクを最小限に抑えることができます。
戸丸和夫事務所では、債権管理に関する

✅ 内容証明の作成
✅ 支払督促申立書の作成
✅ 簡易裁判所での対応サポート
✅ 和解書・契約書のチェック

などをお手伝いしています。

「どう対応したらいいかわからない」
「相手と揉めずにスムーズに解決したい」

そんなときは、司法書士が第三者として冷静にサポートいたします。
初回相談は無料。群馬県・沼田市の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 司法書士戸丸和夫事務所 お問い合わせページ

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